同僚警官に拳銃向けた疑い、大阪　巡査部長を書類送検

　大阪府警は１９日、同僚の警察官に拳銃を向けたり、脅迫したりしたとして、銃刀法違反（加重所持）や暴力行為法違反（脅迫）などの疑いで、平野署地域課の男性巡査部長（５７）を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付け、停職６カ月の懲戒処分とした。巡査部長は依願退職した。

　府警によると、巡査部長は「同僚へのストレスを発散するためだった」と容疑を認めている。

　書類送検容疑は昨年２月に署の警ら連絡所で３０代男性巡査長の背中に拳銃の銃口を向けたほか、今年３月には交番で３０代男性巡査部長に頭突きし、拳銃を手に「言うことが聞かれへんのか」と脅迫した疑い。