パリ五輪の体操男子で2大会ぶりの団体総合金メダルを目指す日本代表が2日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで試技会に臨み、目標の合計260点に届かず258・850点と課題を残した。5月中旬に右手中指を痛めたエース橋本大輝が6種目合計85・050点と低調で、初代表の岡慎之助と杉野正尭にもミスが出た。
27日の予選と同様に跳馬からスタート。橋本は15・100点と好発進したが、床運動とつり輪は13点台にとどまった。けがの原因となった平行棒は本番を想定したDスコア(演技価値点)6・3の構成で14・500点と上々の出来だった。
6日まで国内での最終合宿を実施する。