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ハニヤ氏暗殺で20人超を拘束 イラン当局、米紙報道

08/03 21:37

 7月30日、テヘランを訪問したハマスのハニヤ最高指導者(イラン大統領府提供・AP=共同)

 【テヘラン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は3日、パレスチナのイスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者暗殺に関連して、イラン当局は、情報当局者や軍関係者、ハニヤ氏が泊まっていた滞在施設の従業員ら20人以上を拘束したと報じた。当局は実行犯がイラン国内にまだいるとみて、行方を追っているという。複数のイラン当局者の話としている。

 ハニヤ氏は7月30日に行われたペゼシュキアン大統領の就任宣誓式に出席するためイランの首都テヘランを訪問。翌31日にイラン革命防衛隊が厳重に警備する施設で暗殺された。

 当局は施設の従業員を隔離下に置き、携帯電話を含む電子機器を全て押収した。首都の警備に関わる軍や情報機関の幹部の尋問もしたという。

 革命防衛隊は3日、ハニヤ氏暗殺に関し「テロ作戦は約7キロの弾頭を持つ短距離弾を外部から(ハニヤ氏が泊まっていた)施設に発射することで実行された」と指摘した。米政府が暗殺を支援したとも主張した。

 米メディアは事前に施設に隠された爆弾で暗殺されたと報じていた。

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