震災当時の工場の写真を前にする岡田会長。「従業員は宝。雇用を最優先した」と相馬市での再開理由を話す デジタルカメラの部品などを手掛ける富岡町の精密プラスチック製造フジモールド工業は、東京電力福島第1原発事故に伴い新天地での再開を決め、本社・工場を移した相馬市で2012(平成24)年4月に事業を再開した。 同社は海外にも工場を持つ。海外に生産機能を移すとの選択肢もあったが、県内を選んだ...
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