「無我夢中でここまで来たというのが正直なところ」。浪江町で江戸時代から続く大堀相馬焼の窯元「いかりや商店」を営んでいた。原発事故に伴う全町避難が続く中、「いつまでも後ろばかりを向いてはいられない」と、2013(平成25)年に白河市に窯を移し、「いかりや商店白河工房」として再開、新たなスタートを切った。 2月に二本松市で開かれたシンポジウムでは、窯元仲間らとパネリストとして参加、古里の浪江町大堀...
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