「苦しんでいる余裕さえなく、あっという間に時間が過ぎた」。古里の双葉町を離れての生活。避難先のいわき市での暮らしにもなじもうとしているが、震災と原発事故からの4年間をこう振り返る。 原発事故による全町避難で県内外を転々とし、2011(平成23)年9月に同市の仮設住宅に入居した。現在は同市に自宅を構えて家族と暮らす。双葉町の正月の伝統行事「ダルマ市」を絶やしたくないと、消防団員の仲間と有志の会「...
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