問い続ける『復興』 深谷さん、建築家への道と地元への思い交錯

03/11 14:00

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高台から望む現在の相馬市磯部地区。ソーラーパネルなどが並び工事が進む

 震災発生時の中学生、高校生が社会人としてスタートを切り始めている。10代に震災、原発事故に遭い、復興の担い手と期待され続けた世代は震災から7年を経て「復興とは何か」の模索を続けている。  相馬市出身の深谷華さん(21)は昨春に大手建設会社に入社し、宮城県気仙沼市の魚市場の復旧工事現場で働いている。  深谷さんは震災の津波による犠牲者が250人を超えた相馬市磯部地区の出身。震災当時は磯部中の2年生だ...

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