「栽培に成功したときは感動したな」「愛(いと)おしくて収穫をためらったもんな」「震災後初めて農産物が出荷できてうれしいよ」。原発事故に伴う全町避難が続いている大熊町の大川原地区(居住制限区域)で、町民が笑顔を浮かべて語り合った。 農業復興を目指して15年に設立し、農産物生産に取り組む「おおくま未来合同会社」のメンバーだ。昨秋は県の支援を受け、同地区に新設したビニールハウスで希少な「ホンシメジ」...
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