もうすぐ住宅支援も終わる。年々、被災者への冷たい対応が目立つ」。帰還困難区域の富岡町夜の森駅前北行政区の住民が11月下旬、楢葉町の温泉施設に集まった。酒宴が始まると、住民は再会を喜びながらも、生活の先行きに不安をこぼした。 同行政区は帰還困難区域のうち、再び人が住めるように整備される特定復興再生拠点区域。ただ、町が目指す避難指示の解除の時期は3年以上先の2023年春だ。 「まだ帰ることができな...
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