東京電力福島第2原発(楢葉町、富岡町)の全4基の廃止措置計画の内容がほぼ固まり、廃炉完了までに44年を要する見通しとなった。住民が「県外搬出」を求める使用済み核燃料や放射性廃棄物の処分方法も記されているが、現時点で国内に受け入れ先はない。地元は「実現性に乏しい」と厳しい目を向ける。 東京電力が示している福島第2原発全4基の廃止措置計画によると、廃炉作業は4段階に分けて進められる。第1段階の10...
この記事は会員専用記事です
残り379文字(全文579文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。