いわき市で25日に開かれる日本陸連公認のフルマラソン大会第15回いわきサンシャインマラソンのエントリー者数は、6356人となった。同市で9日に開かれた実行委員会の会合で報告された。
41都道府県からエントリーがあった。県内は53市町村から3890人がエントリーし、地元いわき市が2466人と全体の約40%を占めた。太鼓演奏や大漁旗などでランナーにエールを送る応援サポーターの参加は22団体548人で、医師や看護師、救急救命士の有資格者によるメディカルランナーは49人。会場案内や給水などを担う一般ボランティアは1387人、救護ボランティアは100人以上が参加する。
会合では、東京都港区で毎年秋に開かれている「MINATOシティハーフマラソン」と連携することも報告された。ランナーを互いに派遣し両地域がスポーツを通して交流を深める。
いわき市と港区などが2008年に「商店街友好都市との交流に関する基本協定」などを締結していることから、連携を決めた。昨年11月に開かれたMINATOシティハーフマラソンで成績上位の男女各1人がいわきサンシャインマラソンに出場する。サンシャインマラソン側からは、今年の10キロ一般で成績上位の男女各1人が今秋に開かれるMINATOシティハーフマラソンに出場する。宿泊費と参加費は免除される。
大会前日の24日午後4時からは、いわきワシントンホテルでウエルカムパーティーが開かれる。