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遠藤(福島出身)「一番いいメダル取る」 パリ五輪・ボッチャ代表意気込み

07/05 10:50

記念撮影に応じる遠藤(右)らボッチャ日本代表=4日、東京都内

 パリ・パラリンピックに出場するボッチャの日本代表が4日、東京都内で記者会見し、初出場となる遠藤裕美(37)=県ボッチャ協会、郡山支援学校卒=は大舞台に向け、「一番いいメダルを取れるように、しっかり調整したい」と意気込みを語った。

 遠藤は福島市出身で、生まれつき脳性まひの障害があり、手足が不自由で幼少期から車椅子で生活している。24歳で本格的にボッチャを始め、今年1月の日本選手権で優勝を果たし、初のパラリンピック出場をつかみ取った。

 会見では、パリ大会のチームコンセプトなども発表され、スタッフや選手、ファンが結束して戦うことなどをイメージし「TSUNAGU(つなぐ)」に決まった。着用するユニホームは祝儀袋などに用いられる日本伝統の水引をモチーフにデザインされた。

 遠藤は「パリでは練習でやってきたことをコート上で出して、良いパフォーマンスを見せたい」と決意を込めた。

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