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福島ユナイテッド、昇格枠が射程 サッカーJ3、勝負の後半戦へ

07/06 07:25

前半戦はチーム最多の7得点を挙げたFW塩浜=十六沼公園

 サッカーJ3リーグは6、7の両日に第20節が行われ、後半戦がスタートする。前半戦を昇格プレーオフ出場圏内の6位で折り返した福島ユナイテッドFCは7日、ホームのとうほう・みんなのスタジアム(福島市)で5位FC今治と対戦する。午後3時開始予定。

 前半戦を9勝2分8敗で終えた福島。自動昇格枠の2位以内が射程圏内にあり、寺田周平監督は「攻守に確信が持てるものができた」と手応えを口にする。

 攻撃ではボールを保持し、中央からの崩しを志向するスタイルが進化。昨季を大幅に上回る29得点を決めた。ただ、圧のあるプレスでボールを奪いに来る相模原や讃岐には苦戦し、無得点だった。チーム最多の7得点を挙げたFW塩浜遼は「前から来る相手は後ろに人数がいない。疑似的なカウンターを一発で仕留められるかが前線の課題だ」と分析する。

 守りは後半残り15分からの失点が20点中9点と高い割合を占めている。寺田監督も課題と意識しており、「90分間通しての戦い方を考えないといけない」と話す。主将のDF堂鼻起暉(かずき)は「ボールを持つことが一番の守り。自分たちの時間をどれだけつくれるかが重要だ」と語った。

 2位沼津から12位北九州まで勝ち点5差と団子状態のJ3。指揮官は今治戦に向け、「個人の能力、パワーがある相手に自信を持って臨めるか。攻撃的に戦っていく」と意気込んだ。

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