尚志サード、福島ユナイテッドＵ－18に勝利　Fリーグ

　県内の高校生年代のチームが争う「高円宮杯ＪＦＡ　Ｕ―１８サッカーリーグ２０２４福島」（通称Ｆリーグ）は６日、郡山市の帝京安積高ＩＶＹＦＩＥＬＤフットボール場などでＦ１（１部）とＦ２（２部）の計１３試合が行われた。Ｆ１では尚志サードが福島ユナイテッドＵ―１８に３―１で勝利した。

　県サッカー協会の主催、福島民友新聞社、福島中央テレビ、読売新聞東京本社福島支局の共催、実行委員会などの主管、モルテン、ミカサの協賛。

　▽Ｆ１
いわきＦＣＵ―１８　３―１　帝京安積セカンド

尚志サード　３―１　福島ユナイテッドＵ―１８

郡山　２―１　ふたば未来

学法石川　５―０　福島工

福島東　１―０　東日大昌平

　▽Ｆ２
学法石川セカンド　３―０　須賀川創英館

郡山商　１―０　福島ユナイテッドＵ―１８セカンド

福島成蹊　３―１　東日大昌平

聖光学院セカンド　１―１　磐城

安積　４―３　いわきＦＣＵ―１８セカンド

日大東北　５―０　平工

いわき湯本　８―０　いわき光洋

相馬　３―１　安達

　高野２ゴール

　尚志サードが首位の福島ユナイテッドＵ―１８を下し、１位との勝ち点差を１まで縮めた。２ゴールを決めた尚志サードのＭＦ高野雅以（かい）（３年）は「リーグで点を取れていなかったので、シュートを狙おうと意識していた」と明かした。

　尚志サードは前線で積極的なプレスを仕掛け、主導権を握った。高野は前半３１分に相手ゴール前のこぼれ球を押し込んで２―０とすると、同４１分には相手キーパーが前へ出てきたところに中盤からロングシュートで狙い澄ました一撃を決め、突き放した。

　最終学年を迎えた高野は、トップチーム昇格へ向け「上のカテゴリーに上がる気持ちを大事にしていきたい」と力強く語った。