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悪口言われ児童に体罰、50代教諭減給 いわき地区の小学校

07/13 07:30

 福島県教委は12日、男子児童に体罰をしたいわき地区にある公立小学校の50代男性教諭を減給1カ月、運転免許証の有効期限が切れた状態で運転した県北地区の50代女性教諭を戒告の懲戒処分にした。いずれも同日付。

 県教委によると、男性教諭は昨年7月中旬に、宿題を提出するよう指導した男子児童1人が男性教諭の悪口を言っていることを知り、胸ぐらをつかんで体を2~3回揺さぶったという。男子児童にけがはなかった。

 男子児童の保護者から同12月初旬に学校側に相談があったが、男性教諭は事案を覚えていなかった。3月に再び保護者から相談が寄せられ、男性教諭に確認したところ、事実を認めたという。

 男性教諭は男子児童と保護者に謝罪した。男性教諭は「(男子児童に)自分の気持ちを分かってもらえると思ってしまった」と話しているという。

 女性教諭は、自身の運転免許証の有効期限が昨年11月3日だったが更新手続きを失念。5月17日まで運転免許証を失効した状態で、通勤や出張の際に自家用車を運転していた。

 県教委の本年度の懲戒処分は4件(前年同期比2件減)となった。

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