全国各地から「痛車」や「痛バイク」「痛チャリ」計約１００台が集結する「飯坂温泉痛車フェスティバル」は２１日、福島市のパルセいいざかで開かれる。飯坂温泉観光協会の主催、同市観光開発の共催。午前１０時～午後４時。入場無料。
痛車は、漫画やアニメ、ゲームのキャラクターなどで装飾した「見ていて痛々しい車」。イタリア車を指す「イタ車」を自虐的にもじった。飯坂温泉は、温泉地の魅力を国内外に発信する「温泉むすめ」のキャラクター飯坂真尋（まひろ）ちゃんを活用した地域おこしに取り組み、痛車に触れる機会も多いことから、サブカルチャーで温泉街を盛り上げようとフェスティバルを開いている。過去３回は１１月に開き、今回が４回目。
当日は、パルセいいざかの大ホールやホワイエ、第１駐車場に痛車などを展示、来場者によるアワード投票もある。ステージイベントも行う。コスプレイヤーの鳥海かうさんも参加する。飯坂温泉のお土産や物産品を販売するコーナーが設けられ、キッチンカーも出店する。駐車場は第２、第５駐車場を利用できる。柳沼公貴飯坂温泉観光協会長は「初の夏開催。熱中症対策をして家族で楽しんでほしい」と呼びかけている。問い合わせは飯坂温泉観光協会（電話０２４・５４２・４２４１）へ。
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