• X
  • facebook
  • line

戦後の東海道を撮影 福島・写真美術館で企画展、8月18日まで

07/17 09:45

戦後の生活の一部を切り取った作品が並ぶ会場

 写真家薗部澄が撮影した東海道や周辺風景の写真展「汽車の窓から―東海道―」は8月18日まで、福島市写真美術館で開かれている。来場者が戦後の日本の風景や生活の瞬間を捉えた作品に見入っている。

 戦後の復興を支えた東海道の風景を通し、写真や記録に残る大切さを感じてもらおうと開催した。会場には東海道の町並みや駅舎風景などの写真65点が並んでいる。列車に無線がなく、地上係員との連絡手段として行われた”投げ文”などを収めた写真もある。

 今月20日午後1時半からは、日本カメラ財団の宮崎真二学芸員が展示作品やカメラの歴史などについて解説するギャラリートークを開催する。

 入場料は一般300円、高校生以下100円、未就学児は無料。開館時間は午前9時~午後4時半で期間中は無休。問い合わせは同美術館(電話024・563・4990)へ。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line