会津若松市高野町中前田の農家弓田隆雄さん(90)が田んぼで栽培する観賞用のハスが見頃を迎えている。ピンク色のつぼみや大輪が一面に広がり、訪れる人を癒やしている。今月末まで楽しめる。
弓田さんは2001年、減反をきっかけに約5アールの田んぼを再利用してハスの栽培を始めた。1週間かけて草むしりをするなど毎年丁寧に手入れをし、ハスの景観整備に努めている。
田んぼのそばには休憩所としてあずまや「蓮観庵(はすみあん)」を設けており、いすに座ってハスを眺めることができる。また田んぼは磐越西線沿いにあり、車両とハスを撮影しようと県内外から写真愛好家も訪れる。弓田さんは「マナーを守って観賞してほしい」と呼びかけている。
問い合わせは弓田さん(電話0242・24・3354)へ