県内で新型コロナウイルス感染症や手足口病の患者数がいずれも前週の約1.52倍に増加した。県が24日公表した感染症発生動向調査週報(15~21日)によると、県内82カ所の定点医療機関で772人(前週比265人増)、1定点当たり9.41人(同3.23人増)が新型コロナに感染していた。
手足口病は県内49カ所の小児科定点医療機関から774人(同265人増)、1定点当たり15.80人(同5.41人増)の感染が報告された。
県によると、新型コロナと手足口病は全国的に増加しているという。子どもが夏休みに入り、多くの人の移動や接触の機会が増えることが見込まれるとして「体調管理と基本的な感染対策の徹底」を呼びかけている。