• X
  • facebook
  • line

会津若松市、ごみ4.7%減 4~6月の前年同期比、緊急宣言が効果

07/25 09:05

 市を挙げて集中的にごみ減量に取り組む「ごみ緊急事態」を宣言した会津若松市の4~6月の燃やせるごみの排出量は、前年同期と比べて4.7%削減された。室井照平市長が24日、定例記者会見で発表した。市は6~11月を緊急減量期間に設定、前年同期比で1月当たり12%以上の削減を目安としており、市は目標達成に向けてさらに取り組みを進める方針。

 市は5月に「ごみ緊急事態」を宣言。宣言前の4月は3266トンで、前年同月に比べて11.7%増加したものの、宣言後の5月は3107トンで同8.5%減、6月は2754トンで同15.3%減となり、宣言の効果が表れ始めている。室井市長は「5月以降に(減量の)反応が見られ、手応えを感じている。今後もさまざまな形でごみ減量を実践してもらえるよう周知していく」と述べた。

 市は、6~11月の緊急減量期間のうち9~11月を集計期間とし、燃やせるごみの排出量を前年同期から12%以上削減することを目標に掲げている。9~11月に目標を達成できない場合、ごみ処理の有料化を検討することにしている。


この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line