福島県福島市鎌田字一本松の市道で24日深夜、70代男性が暴行を受け意識不明の重体となっている事件で、男性が棒状の鈍器で頭を殴られたとみられることが27日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、殺人未遂の疑いで福島北署に逮捕された同市西中央2丁目、会社員の男(46)は現場へ車で向かっており、事前に棒状の鈍器を車の中に準備していた可能性がある。
男が金銭トラブルを抱えていたとみられることも捜査関係者への取材で判明した。男性は、男と金銭の貸し借りがあった第三者の代理として男と現場で待ち合わせをしたとみられる。
同署は、男が男性と一定時間話をした後に暴行したとみており、詳しい状況を調べている。男は容疑を否認しているという。
同署は27日、男を送検した。