ぬいぐるみが「お泊まり会」　桑折の図書館、お話会や館内探検

　縫いぐるみが夜の図書館で楽しく過ごす「ぬいぐるみのお泊まり会」が２８日までの３泊４日の日程で、福島県桑折町の「遊学館よも～よ」で開かれている。司書らのお世話を受け、縫いぐるみが本を読んだり、館内を探検したりしている。

　子どもの感受性を育て、図書館に足を運ぶきっかけをつくろうと、町教委が企画した。県北地方の子どもたちから大切にしている約３０体の縫いぐるみを預かり、お話会や司書の仕事を“体験”してもらった。

　活動の様子は毎晩更新される町のホームページで紹介。お迎えの日には、縫いぐるみが「お気に入りの一冊」を手に持ち主を待っている。担当者は「その子にとって特別な本になってもらえたら」と願っている。