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新型コロナ感染者集計と公表再開、福島県医師会 増加傾向受け

08/03 08:45

 福島県医師会は2日、新型コロナウイルス感染者の増加傾向を受け、3月末で中断していた週2回の感染者数の集計と公表を再開した。毎週月、木曜日に診断した分の感染者数を翌日にホームページで公表する。県内404医療機関で1日に診断された感染者は684人だった。

 郡市別の内訳は、いわき市が158人で最も多く、郡山133人、福島市73人、須賀川58人、会津若松50人と続いた。年齢別では50代(112人)や40代(107人)で多かった。

 県医師会は新型コロナ禍で続けていた週2回の感染者数の公表を、通常の医療体制に移行した4月以降は中断した。県内も感染者の増加が続いていることに加え、夏祭りなどのイベントで感染がさらに広がる恐れがあるとみて再開した。

 県医師会の石塚尋朗会長は「3密を防ぐことや手洗い、うがい、マスクなどの基本的な対策を再確認、再実行していく必要がある」と注意を呼びかけている。


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