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「樹木博士」自然に親しむ 親子で福島の森林散策

08/05 08:50

森林管理署の職員(右)から樹木の特徴について説明を受ける親子ら=福島市

 福島民友新聞社は4日、福島市松川町水原の南沢国有林で恒例イベント「森で学ぼう 親子『子ども樹木博士』チャレンジ!2024」を開き、参加した親子が「樹木博士」を目指して樹木の種類や特徴などを学んだ。福島森林管理署の共催、県林業会館の協賛。

 自然に親しみ、森林の役割や大切さを知ってもらおうと毎年開催している。県内の小学生とその保護者、森林管理署職員ら約30人が参加した。

 参加者は職員の案内を受けて森林を散策しながら、アカマツやクロモジなどの葉や幹に触れて樹木の特徴を覚えた。その後、樹木の名前を答える試験に挑戦。正解数に応じて級・段位の「子ども樹木博士」の認定証を受けた。

 試験後には、木製のコースター作りなどを体験する木工教室も行われ、子どもたちが工作を楽しんだ。参加した福島市の松川めいさん(松川小3年)は「初めて知った樹木もあって楽しかった。森や木のことをより好きになれた」と笑顔を見せた。


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