南会津町職員、セクハラで懲戒処分　女性職員の体に不必要に触れる

　南会津町は７日、同僚の女性職員にセクハラ行為をしたとして、男性職員を戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

　町によると、男性職員は女性職員の体に不必要に触れるなどした。女性職員が上司に相談して発覚した。また町は、管理する立場にあった職員１人を口頭訓告とした。

　渡部正義町長は「ハラスメントは個人の尊厳や人格を侵害する許されない行為。行政に対する信頼を大きく損なってしまったことに対し、深くおわび申し上げる」とのコメントを発表。再発防止に向け、職員の指導や監督をより一層徹底するとした。町は女性職員のプライバシー保護を理由に詳細を公表していない。