５日の県内は気圧の谷の影響などで各地で大雨となった。福島地方気象台によると、塙町では１時間当たりの降水量の最大が６５．５ミリで８月の観測史上最大となったほか、福島市には大雨・洪水警報が出された。
５日午後７時５０分現在の２４時間降水量は塙町で７１．５ミリ、石川町で６２．０ミリ、北塩原村で４３．５ミリ、小野町で３９．５ミリ、玉川村で３３．０ミリ、福島市で２６．５ミリ。
県の午後６時現在のまとめによると、福島市で床上浸水２件、床下浸水２件の被害があったほか、道路が冠水して森合ガード下と上野寺ガード下が通行止めとなった。
県内の鉄道は、奥羽線福島―米沢間、磐越東線いわき―郡山間、水郡線常陸大子―郡山間で一時運転を見合わせた。奥羽線は上下線６本が運休、上り線１本が約２時間４５分遅れ、約２０００人の足が乱れた。
６日は雷雨警戒
６日の県内は気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨で、雷を伴って非常に激しく降る所がある見込み。６日午後６時までに予想される２４時間降水量は中通りと会津で最大８０ミリ、浜通りで最大６０ミリとなっている。
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