聖光学院ナインは4日、甲子園球場での練習に臨み、グラウンドの感触や球場の雰囲気を確認した。
主将佐藤羅天(3年)のかけ声で一斉にグラウンドに飛び出し、約20分間の練習に汗を流したナイン。野手陣はノックを中心に取り組んだ。二塁手の志田隆之助(同)は「何万人も観客がいることをイメージした。打球が思ったより来なかったので、攻めるプレーが大切だ」と力を込めた。
投手陣は斎藤智也監督がマウンド横で見守る中、投球練習に臨んだ。左腕色川裕(同)は「とても投げやすく、自分に合っているマウンドだった」と手応えを感じた様子だった。
夏の甲子園練習は新型コロナウイルスの影響で中断しており、5年ぶりの実施。斎藤監督は「やるとやらないじゃ全然違う。1回土を踏むことで緊張感が和らげば良い」と語った。