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12年前の宝物と「再会」 猪苗代6小学校の卒業生

08/11 08:05

宝箱の中身に当時を懐かしむ参加者

 猪苗代町内六つの小学校の6年生が12年前に埋めた「えとタイムカプセル」の掘り起こし式が10日、同町の猪苗代ハーブ園で行われた。卒業生約70人が参加し、当時の宝物を前に仲間と思い出を語り合った。リステルグループなどでつくる「猪苗代の子供たちの夢を応援する会」の主催。

 掘り起こし式は6回目。2012年12月19日に思い出の品を入れた宝箱に鍵をかけ、その鍵をカプセルに入れて封をした。  カプセルはハーブ園にある十二支の巨木彫刻のうち、来年の干支(えと)である巳の彫刻の前に埋められた。

 各校代表の6人が掘り起こし、宝物と対面した。吾妻小を卒業した佐藤悠人さん(23)は、自分への手紙や当時好きだったゲームの付録冊子を収めていた。佐藤さんは「昔を思い出すことができて懐かしい気持ちになれた。古里のために今後も頑張ろうと思った」と笑顔で話した。

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