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台風7号接近…福島県内、荒天に警戒 16~17日、新幹線運休の恐れ

08/15 08:00

 台風7号は14日、小笠原諸島付近を北東に進み、雨や風が強まった。発達しながら北上し、16日から17日にかけて、暴風域を伴い伊豆諸島から関東甲信など東日本や東北に接近する恐れがある。交通機関は、東海道新幹線が16日に東京―名古屋間で始発から終日、計画運休し、空の便も多数の欠航が決まった。お盆のUターンラッシュと重なり、影響は広がりそうだ。

 気象庁は東日本で暴風や土砂災害、河川の増水・氾濫などに厳重警戒、東北でも警戒するよう呼びかけている。

 福島地方気象台によると、15日午後6時からの24時間降水量は浜通りと中通りで最大120ミリ、会津で60ミリと予想。16日の予想最大風速(最大瞬間風速)は海上で25メートル(35メートル)、浜通りの陸上と中通りで18メートル(30メートル)、会津で13メートル(25メートル)で、17日にかけても非常に強い風が吹く見込み。

 東北新幹線も運休恐れ

 JR東日本は東北、山形、秋田、上越、北陸の各新幹線で16日から17日にかけて運転を取りやめる可能性がある。

 山手線をはじめ、常磐線や水郡線、水戸線などの在来線も運休や遅れの恐れがある。14日発表した。

 JR東はホームページで最新の運行情報を確認するよう呼びかけている。

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