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漂着プラごみで工作、27日までうすい SDGsを海から考える

08/22 09:00

マイクロプラスチックを使用した工作体験をする参加者

 本県の海から持続可能な開発目標(SDGs)について考えるイベントが21日、郡山市のうすい百貨店で始まった。海に流れた微細な「マイクロプラスチック」を使用した工作体験などを通し、海の問題に理解を深めることができる。27日まで。

 福島相双復興推進機構の主催。24日で東京電力福島第1原発の処理水海洋放出開始から1年を迎えるに当たり、本県の水産業の発展に寄与しようと企画した。

 工作体験では、実際に海から取れたさまざまな色のマイクロプラスチックを固めてキーホルダーを作製できる。スタッフによる、マイクロプラスチックが環境に与える影響の説明もある。

 自分の描いた絵を画面上で泳がせる「デジタル水族館」や水中の生き物に関するクイズも実施している。いずれも参加無料。時間は午前10時~午後5時。

 常磐大漁市も開催

 県産の水産品を販売する「常磐大漁市」も行われている。松川浦産のアオサの加工品やサンマのポーポー焼き、生食用のカツオ、ヒラメなどが並んでいる。時間は午前10時~午後7時。

 24日はミニステージが開かれ、県内の高校生によるSDGsの発表や漁師へのインタビューが行われる。24、25の両日は浜の屋台と「常磐もの」を販売するキッチンカーが登場する。

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