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ボッチャ女子・遠藤裕美が「銅」 パリ・パラリンピック

09/03 07:00

 パリ・パラリンピック第5日の1日、ボッチャ個人戦女子(脳性まひBC1)の3位決定戦が行われ、遠藤裕美(38)=県ボッチャ協会、福島市出身=がバミューダ諸島の選手に7―0で勝利し、銅メダルを獲得した。ボッチャの日本勢女子個人でメダル獲得は初めて。

 県勢の夏季パラリンピックで個人種目でのメダル獲得は、2008年北京大会の陸上競技で銀メダルを獲得した八巻智美さん(郡山市出身)以来16年ぶりで、福島市出身選手は初めて。県勢の今大会メダル第1号となった遠藤は「素直にうれしい。多くの観客の声援がある中で戦えたことが幸せだった」と語った。

 遠藤は3日(日本時間4日午前)、チーム(脳性まひ)の1次リーグに臨む。A組の日本は韓国、チュニジアと対戦する。

 このほか県勢は、橋本勝也(22)=日興アセットマネジメント、三春町出身=を擁する日本が2日午後(日本時間3日未明)、初の金メダルを懸けて決勝で米国と対戦。石川優衣(27)=東京・三鷹市役所、郡山市生まれ=がメンバーの車いすバスケットボール女子の日本は、1次リーグB組第2戦でドイツに55―67、第3戦で米国に52―62でいずれも敗れ、3連敗。同組最下位の4位で準々決勝に臨む。

 「多くの声援幸せ」遠藤裕美の話

 率直にうれしい。多くの観客の声援がある中で戦えたことが幸せだった。(3日からの)チームも、この波に乗りたい。

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