「ワンワン」「そよそよ」といった擬音語、擬態語、いわゆるオノマトペは、多くの言語に存在するが、日本語は飛び抜けて数が多いという。なにしろ県内では郷土料理の名前にまでなっている ▼二本松市の周辺や会津の一部で親しまれる汁物が、ご存じ「ざくざく」である。里芋や大根などの具材をざくざくと一口大に刻むので、その名が付いたという説が有力だ ▼この、野菜を刻むといった肉体感覚に根差した言葉が、日本語の...
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