会津新選組記念館の特別展「戊辰戦争と、奥羽越諸藩の銃砲展」は12月15日まで、会津若松市七日町の骨董(こっとう)むかしや2階の同館で開かれている。奥羽越諸藩が使用した貴重な銃砲の実物を展示している。
同館は、古式鉄砲研究家で会津藩稲富流砲術宗家の高橋一美館長が長年にわたり収集した個人のコレクションを展示している。
特別展では会津、仙台、二本松、米沢、一関、相馬、新発田の各藩が実際に使用した火縄銃や洋式銃など50丁以上と資料を展示。NHK大河ドラマ「八重の桜」で山本(新島)八重が使用したものと同型のスペンサー騎兵銃や同ドラマ「西郷どん」で実際に使われたスナイドル銃などが並ぶ。高橋館長は「銃砲を実際に見て、歴史を感じてほしい」と来館を呼びかけている。
時間は午前10時~午後5時。入館料は高校生以上300円、小中学生200円。不定休のため電話で確認が必要。
問い合わせは同館(電話0242・22・3049)へ。