日本最大級の菊の祭典、第68回「二本松の菊人形」は10日、二本松市の霞ケ城公園で開幕する。NHK大河ドラマで話題を集める「紫式部」をテーマに約2万株の菊花で秋の古城を彩る。会場では8日、菊着け作業などが行われ、開幕に向け準備を進めている。
7場面を設けて計25体の菊人形を展示し、県と二本松の両菊花品評大会も開く。目玉の一つ、1本の茎から千輪ほどの花を咲かせる「千輪咲」は今月下旬に登場する予定。
このほか「菊のガーデンコーナー」や動物などの菊飾り(トピアリー)、「霞ケ城公園紅葉まつり」が同時開催される。
11月20日まで。時間は午前9時~午後4時。入場料は高校生以上900円、中学生以下無料。問い合わせは二本松菊栄会(電話0243・55・5122)へ。