プライド便、売上高が上半期最高18億円　オンラインストア、コメが好評

　オンラインストア大手３社で県産品を販売する「ふくしまプライド便」で、今年の上半期（５～９月上旬）の売り上げが過去最高を更新し続けている。９月７日時点で約１８億１７００万円を突破し、これまで最高額だった２０２１年上半期の約１３億６６００万円を大きく上回っている。

　県が９日、福島市で開いた「ふくしまプライド。」販売力強化会議で示した。県によると、店頭購入とは違い、購入時に運ぶ負担がないコメを買うケースが特に多かった。今年は米価上昇の影響も受け、全体の売上額を押し上げた。

　オンラインストア大手３社（アマゾン、楽天、ヤフー）の売り上げ推移は【グラフ】の通り。アマゾンを除く２社の販売品目では、コメが６５・４％で半数以上を占めた。このほかに加工食品が１３・６％、果物が１１・５％と続いた。

　ＴＯＫＩＯが新ＣＭ

　会議では、人気グループ「ＴＯＫＩＯ」による県産農林水産物の新ＣＭを今月から１１月上旬にかけ、放送することが報告された。今月は国分太一さんが出演する「コメ編」、１１月上旬には城島茂さん出演の「牛肉編」を放送する。