2万株の菊花で「みやびな紫式部」表現 二本松の菊人形が開幕

10/11 08:25

「紫式部」をテーマにした「二本松の菊人形」を楽しむ関係者=二本松市・霞ケ城公園

 日本最大級の菊の祭典、第68回「二本松の菊人形」が10日、二本松市の霞ケ城公園で開幕した。来場者が東北の秋を彩る菊花を楽しんでいる。11月20日まで。二本松菊栄会の主催。

 今年はNHK大河ドラマで話題を集める「紫式部」がテーマ。約2万株の菊花で平安時代の貴族社会や文化を表現した7場面を設け、計25体の菊人形を展示している。

 期間中は県と二本松の両菊花品評大会を開催する。1本の茎から千輪ほどの花を咲かせる「千輪咲」は今月下旬に登場する予定。このほか「菊のガーデンコーナー」や動物などの菊飾り(トピアリー)を展示している。

 時間は午前9時~午後4時。入場料は高校生以上900円、中学生以下無料。問い合わせは二本松菊栄会(電話0243・55・5122)へ。

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