【2】小さな感動大きい夢に 東洋システム社長・庄司秀樹

06/26 14:49

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幼少期の私(左)。手製のラジオから聞こえた国際放送で受けた衝撃が技術者への第一歩だった

 たとえ、小さな感動でも、将来を決定づける大きな夢を持つ力になる。  私は小学5年の時に、手製のラジオで初めて聞いた国際放送のアナウンスが、今でも忘れられない。  モスクワや北京から発信される放送だったが、「小さな箱」から聞こえてくるのは流ちょうな日本語。「なんで」。幼い自分にとってとても衝撃的な出来事だった。  その頃、一人だけのけ者にされたり一日中教室に立たされたり、担任からいじめにも似た指導...

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