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人馬一体、800年伝わる神事 古殿で流鏑馬奉納

10/13 08:30

疾走する馬から矢を放つ役者=古殿町・古殿八幡神社

 古殿八幡神社の例大祭は12日、古殿町の同神社で宵祭が行われ、800年以上の伝統を誇る神事「流鏑馬(やぶさめ)」が奉納された。

 同神社の流鏑馬は鎌倉時代の1194年、源頼朝から社領地を与えられたことを記念して始まったと伝わる。伝統衣装をまとった役者3人が馬にまたがって馬場道を駆け抜け、三つの的を狙って順番に矢を放った。矢が命中すると観客から歓声が上がった。社務所屋根の千木を目がけて矢を放つ「笠懸(かさがけ)」も行われた。

 13日は本祭が行われ、流鏑馬と笠懸は午後1時半と同3時から披露される。

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