川内でブドウ収穫体験 ワインディナーも堪能

10/14 08:50

ブドウを収穫する人たち

 川内村の「かわうちワイン」は13日、村内の醸造施設「かわうちワイナリー」前のブドウ畑で収穫祭を始めた。14日まで。参加者がブドウの収穫体験や、村内の古民家カフェ「秋風舎」でワインディナーを楽しんだ。

 村が東京電力福島第1原発事故からの農業再生や新産業構築に向けて始めたワイン事業は今年で10年の節目を迎え、ワイン販売は3年目となった。ブドウ畑約4.5ヘクタールに約1万5500本を栽培している。村内で就業体験をしている武蔵野美術大3年の岡田玲子さん(20)は「豊かな自然に親しんでいる」と満足げだった。猪狩貢社長は「さらにおいしいワインを造って、村に貢献したい」と意気込んだ。

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