広野駅「新駅舎」完成　JR東日本、旧駅舎は25年度交流施設に

　ＪＲ東日本が本年度に整備を進めていた広野町のＪＲ広野駅の新駅舎が完成した。旧駅舎は、町が防災機能を備えた交流施設に活用するため改修する予定で、２０２５年度中の完成を見込んでいる。

　新駅舎は９日から使用を始めた。以前と同様に無人駅で、切符売り場や精算所がある。現在の入場口は仮設で、町が旧駅舎を交流施設に整備後、新駅舎と旧駅舎の間が新たな入場口となる見通し。

　同駅はふたば未来学園中高の開校で利用者が増加している。

　町は駅の利便性向上や町の玄関口の活性化に向け、駅前の歩車道を分離して安全面を考慮したロータリーを整備する。交流施設完成後に整備予定。