第５０回衆院選が１５日、公示された。県内４小選挙区には午前１０時現在で、自民党、立憲民主党、共産党、無所属を合わせて前職５人、新人６人の計１１人が立候補を届け出て、１２日間の選挙戦に入った。投票は２７日に行われ、即日開票される。
衆院選は３年ぶり。小選挙区定数「１０増１０減」に伴う区割り変更で県内小選挙区が５から１減の４となり初めての選挙戦で、１日に発足したばかりの石破茂政権継続の是非が問われる。
県内小選挙区の党派別の内訳は、自民が前職１人と新人２人の計３人、立民が前職３人と新人１人の計４人、共産が新人３人。２０２１年の前回は自民から出馬した無所属前職１人も立候補を届け出た。ほかに福島３区で出馬を模索する動きがある。
東日本大震災と東京電力福島第１原発事故からの復興・再生の針路や急速な人口減少を抑える取り組みに加え、長引く物価高対策を含む経済政策、自民の派閥裏金事件を受けた政治改革などが争点となりそうだ。
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比例代表東北ブロックは定数が今回から１減の１２。本県関係では自民党と公明党がそれぞれ新人１人、立憲民主党が前職１人を単独候補として名簿に登載する予定。県内小選挙区に立候補した１１人のうち、６人が比例との重複立候補になる見通し。
福島県内４選挙区立候補者（届け出順、敬称略）
◇１区
亀岡 偉民 ６９ 自 前⑤【公】
金子 恵美 ５９☆立 前③
◇２区
丸本 由美子 ６２ 共 新
玄葉 光一郎 ６０☆立 前⑩
根本 拓 ３８☆自 新【公】
◇３区
小熊 慎司 ５６☆立 前④
唐橋 則男 ６３ 共 新
上杉 謙太郎 ４９ 無 前②
◇４区
斎藤 裕喜 ４５☆立 新
熊谷 智 ４４ 共 新
坂本 竜太郎 ４４☆自 新【公】
◇比例東北単独候補 福島県関係名簿登載予定者（政党の公示前勢力順、敬称略）
小林 文紀 ６３ 自 新
馬場 雄基 ３２ 立 前①
佐々木 伸和 ４３ 公 新
☆は比例重複立候補者。丸数字は当選回数。党派の略称は自＝自民党、立＝立憲民主党、公＝公明党、共＝共産党、無＝無所属。【】内は推薦政党
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