新たな憩いの場として整備が進められていた福島市の「シカク広場」に18日、家具が設置され、広場の整備が完了した。福島学院大の授業の一環で、学生が製作したベンチなどを運び込んで設置した。
19日に同市のJR福島駅東口の吾妻通りで始まった歩行者利便増進道路(通称ほこみち)社会実験に合わせて整備。ほこみち社会実験にもベンチなどを提供している。シカク広場は、旧市民ギャラリー跡地を活用した。近隣にある「さんかく広場」と同じように図形の名前を付け、取り組みの輪が広がるよう願いを込めた。
製作や設置に関わった同大地域マネジメント学科2年の林田ゆずさんは「『シカクベンチ』と呼んで、待ち合わせ場所になってほしい」と願いを込めた。同2年の寺島貴大さんは「シカク広場なので、四角形のものを配置したいと班で話し合った」と製作時のこだわりを語った。