若者の採用や育成に積極的に取り組む企業を認証する厚生労働省の「ユースエール認定制度」で、県内の3社が新たに認定された。認定書交付式が25日、福島市で行われ、各社の取り組みをたたえた。
認定を受けたのはアムーヴ(いわき市)、インフォメーション・ネットワーク福島(福島市)、吉田工業(いわき市)。人材育成や雇用管理に工夫が見られ、有給休暇の取得日数の増加などにつなげている点が評価された。
井口真嘉福島労働局長がアムーヴの夏原潤社長、インフォメーション・ネットワーク福島の高橋信夫社長、吉田工業の吉田忠克社長に認定通知書を手渡した。夏原社長は「人生を豊かにすることを社員と考えて形にする」、高橋社長は「ワーク・ライフ・バランスの充実に努める」、吉田社長は「時代に合った会社の在り方を考える」と話した。