第13回日本学校合奏コンクール全国大会グランドコンテストは26日、福島県郡山市のけんしん郡山文化センターで開幕した。初日は小学校の部と高校の部が行われた。小学校の部で金透が最優秀賞を受賞し、特別賞として全国2位に相当する県教育長賞に輝いた。
県勢はこのほか、小学校の部で石神二が最優秀賞、行仁と橘が優秀賞だった。高校の部は郡山商が最優秀賞、福島が優秀賞に選ばれた。本年度から金賞、銀賞、銅賞の区分けが変更となり、最優秀賞と優秀賞になった。
金透は管弦楽団の団員60人がモーツァルト作曲の歌劇「後宮からの逃走」序曲を演奏し、息の合った音色を響かせた。飯岡菊香団長(6年)は「緊張はあったが、メンバーで今まででの中で一番良い演奏ができた」と充実感をにじませた。関根尚子顧問は「5人しかいない6年生がリーダーとして成長してくれた」とねぎらった。
日本学校合奏コンクール委員会の主催。小学校の部に13団体、高校の部に25団体が出場した。27日は中学校の部が行われる。県勢は若松二、若松一、郡山一、北信、白河中央、郡山二が出場する。