異文化の中南米音楽が川俣町に根付いたのは、必然だと思っている。 川俣は言わずと知れた絹の町。江戸時代には養蚕や絹織物業が栄える町として知られていた。来春からの朝ドラ「エール」のモデル古関裕而は銀行員として働いた2年ほど川俣に住み、機織りの独特なリズムを聴きながら曲作りに励んでいたそうだ。 私の家も明治時代の終わりから100年続く「機屋(はたや)」。4代目の私はその歴史の長さを感じながら、上質な「...
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