セルロース原料で吸着剤、福島大開発 ウイルス検査活用期待

11/11 08:20

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 福島大食農学類の尾形慎准教授らの研究グループは6日、木材の主成分であるセルロースを原料とした新しい吸着剤の開発に成功したと発表した。吸着特性に優れるだけでなく、用途によっては機能性を向上させることも可能で、病原性ウイルスや食中毒の原因となる毒素タンパク質の検査ツールへの活用が期待される。  セルロースから簡単に生成できるカルボキシメチルセルロース(CMC)を粒子化し、その表面に糖鎖分子を認識す...

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