福島大食農学類の尾形慎准教授らの研究グループは6日、木材の主成分であるセルロースを原料とした新しい吸着剤の開発に成功したと発表した。吸着特性に優れるだけでなく、用途によっては機能性を向上させることも可能で、病原性ウイルスや食中毒の原因となる毒素タンパク質の検査ツールへの活用が期待される。 セルロースから簡単に生成できるカルボキシメチルセルロース(CMC)を粒子化し、その表面に糖鎖分子を認識す...
この記事は会員専用記事です
残り181文字(全文381文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。