福島県郡山市が主催する「アウト・オブ・キッザニアinこおりやま2024」事業を巡り、市は20日、委託する運営者が、申し込み者のうち、当選者516件の個人情報を外部に誤送信したと発表した。情報の不正利用などは確認されていないという。
市によると、誤送信先は1カ所。個人情報には参加する子どもや保護者の氏名、住所、電話番号などが含まれていた。
業務受託者の東北博報堂から再委託を受けたエクシードコネクトの社員が15日、市に送る予定だったメールを、履歴呼び込みで出てきたメールアドレスを誤って入力し、送ったという。16日に発覚した。
メールアドレス所有者は具体的に分かっていない。漏洩の恐れがあるとして誤送信先に削除依頼のメールをしているが、20日時点で削除確認はできていないという。