「デブリ」とは英語の「debris」に由来し、原発事故では溶けた燃料と構造物が固まった「燃料デブリ」を指します。これは福島だけでなく、過去の事故でも発生しています。 1986年、旧ソ連のチョルノービリ原子力発電所で起きた事故では、爆発によって炉内の燃料や構造物、さらにはコンクリートまでが高温で溶け混ざり合い、地下へ流れ落ちて巨大な燃料デブリとなりました。前回に紹介した「象の足」もその一部です...
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