福島・水林自然林内でクマ目撃　10月５日まで休業

　福島県福島市は１日、同市荒井の水林自然林内でクマが目撃されたため、林内散策やキャンプ場などの施設を休業した。休業は５日までで、草刈りや巡回などの対策を講じた上で、クマが確認されなければ６日に営業を再開する予定。

　水林自然林は、前日にクマが目撃された四季の里に隣接する。市によると、１日午前１０時４５分ごろ、管理人が管理事務所付近でクマ２頭を目撃した。クマは体長約１メートルと約５０センチで、施設南側の道路から自然林内に入って行ったという。福島署には同午前１０時１５分ごろ、同午前１０時５０分ごろの目撃情報が寄せられた。

　隣接する四季の里付近では９月３０日にクマ１頭が目撃されたが、園内でクマの痕跡が確認されなかったため日中の営業を再開。午後５時～同９時の夜間営業については休業している。