福島県障がい者総合福祉センターは5日、福島市の福島医大でロービジョン(低視覚)支援体験講習会の基礎・応用編を開き、参加者が低視覚者への適切な支援の在り方を学んだ。
視覚障害があり、生活で不自由を感じている人の支援方法を学んでもらうのが目的。県内の介護や医療関係の職員ら12人が参加した。日本盲導犬協会仙台訓練センターの歩行訓練士大谷孝典さんをはじめ、同センターの職員が講師を務めた。
参加者は、視覚狭窄(きょうさく)や白濁の状態を疑似体験できる眼鏡を使って屋外を歩行したり、介助方法を体験したりするなど、より良い生活につながる寄り添い方について理解を深めた。
